バンコク洪水の最前線へ行ってみた

BTS（スカイトレイン）で、パホンヨーティン通り沿いの洪水の様子を見に行って来ました。

こちらは、BTSの終点モーチット駅の駅前です。
道路全体が冠水し、湖のようになっていました。

水深は20～30cmくらい。
それでも路線バスは通常通り運行し、利用客もたくさん乗っているのに驚きました。
ここよりさらに洪水のひどいバンコク北部の地域で今も生活している人たちは
たくさんいるのですよね。

MRT地下鉄チャトチャック駅の入り口付近。
地下鉄の入り口は封鎖されてました（地下鉄自体は通常通り運行しています）。

写真右手にはチャトチャック公園があります。
チャトチャック公園の内部も半分以上浸水していました。浸水した部分でボートを漕ぐ人の姿も見られました。
ウィークエンドマーケットとオートーコー市場は、市場の前の道路は冠水してますが、内部まではまだ浸水していないようです。


そして、パホンヨーティン通りを南下している洪水の最前線（洪水の先頭）がこちら↓

BTSモーチット駅とサパーンクワイ駅の間にある、バンスー運河の橋の手前です。
洪水の水に浸かってる所と、まだ浸かってない所の境です。

洪水の最前線に実際に行ってみて分かったのですが、洪水の最前線の場所には
報道各社が集結しています。

そして、洪水まであと30メートルという路上で、普通にコーヒーを売ってるおじさんとか
呑気にプラ（仏像グッズ）を路上に並べて売ってるおじさんもいて、洪水の水を境に
日常と非日常がクッキリ。水が来たら移動するのかな。しかし、タイ人て洪水が迫ってても
全く動じないなぁ、と感心してしまいます。

上の写真はバンスー運河です。
約3日間、洪水の水を堰き止めてたバンスー運河の水も、もういっぱい(>_<)
ここを超えたらサパーンクワーイ駅まではもうすぐです。
スクンビットまではあと2つ運河があるし距離的にも5kmくらいはあるので、来るとしてもあと2週間くらいはかかりそうかな、と思いました。